ユビキタス・コンピューティング
競創の拠点MITレポート(10)複雑化する情報機器に疑問。
2004/ 08/ 29日本経済新聞 朝刊
・米国
大学主導でユビキタス・コンピューティングの諸課題に関する議論が、コンピューターや無線技術の専門家だけでなく、建築やデザイン、教育、認知心理、文化人類額など広範囲の学問分野にかかわる研究者を巻き込んで「多様な視点と異なる解釈」をぶつけ合いながら繰り広げられている。
・日本
産官が主導となってユビキタスという共通の旗のもと、新需要創出の期待でフィーバーしている。ユビキタスは、いつでも・どこでも情報にアクセスできるモバイル、ワイヤレス、ブロードバンドの情報環境や携帯電話という「共通の定義」が固まりつつあるように見える。
はやく人に役立つ結果を出すのは日本?本質的な結果を出すのは米国?
・ユビキタスを初めて提唱したマーク・ワイザー(’91年)
「21世紀のコンピューター」
もっとも深遠なる技術は見えなくなる技術である。日々の暮らしの織物の中に、それと区別ができないくらいになるまで織り込まれていく技術である。
携帯電話は見えなくなる技術の結集ともいえる?
すくなくともPCよりは技術はみえない。