遺伝と環境
- 作者: マット・リドレー,中村桂子,斉藤隆央
- 出版社/メーカー: 紀伊国屋書店
- 発売日: 2004/04/28
- メディア: 単行本
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- 第三章 語呂のいい便利な言葉
- 生まれ(遺伝)は育ち(環境)を通じてこそ機能を発揮する
- 人は遺伝によって、知能を高めるわけではなく、楽しく学べるようになる
- 太らせるのは、遺伝とアイスクリームの両方
やっぱり相互作用がポイント。ただし、相互作用というと一対一なら考えやすいが遺伝子は一、環境は多のイメージなので理解が難しい。
- 第四章 狂気と原因
複合要因か・・・すると他にも要因がありそうに思える
- きわめて有能な人間の近親者に、精神異常者が多く見られる
- 著名な科学者28%、作曲家60%、画家73%、小説家77%、詩人87%
- 統合失調症が進化論的な『クリフ・エフェクト(崖効果)』の一例
- 有益な遺伝子でも、それが程度を過ぎて一人の人間の中で起きると病気となる
- 通風の尿酸もある程度なら老化をふせぐが、過剰になると苦痛となる
天才は紙一重ということか。。。