世界観

  • 東洋と西洋の世界観

東洋の世界観は、より直観的に全体を理解しようとする。たとえば、こんな比喩がある。川の流れを観察する場合、西洋人は川岸から流れを観察し、決して川の中に入ろうとしない。しかし、東洋人は、まず川の流れの中に身を置き、身体で感じながら流れを理解しようとする―――つまり、西洋と比較して東洋は、より直観的、全体的に物事をとらえようとするわけである。

  • 日本の世界観

行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しく止とゞまる事なし。世の中にある人と住家すみかと、またかくの如し。