観察による運動学習(前編)

Motor learning by observing.
Mattar AA, Gribble PL.
 他人の運動を観察した後に、同じ運動を行うと運動のパフォーマンスがあがる。しかし、逆向きの運動を観察した後ではパフォーマンスはさがる。
 また、他のタスクを行うことで観察に対して注意がいかないような条件にしてもパフォーマンスは上がることから、この現象は潜在的なシステムによって実現されていると思われる
 加えて、観察中に自分の腕で別の動きを行うとパフォーマンスの向上が減少するので、このことから自分の運動と観察しているときでは同じようなシステムをつかっており、その影響が出ていると考えられる