地図サービス

A9コムの調査用車両は1年ほど前から各地を走り回り、サービス開始時の積極的戦略の一環として、すでに米国の20の主要都市の地図情報付き写真(3000万枚)を収集したという。A9コムの推計では、米国内にある1400万軒の小規模店舗のうち、すでに100万軒分の店頭の写真を確保したとのことだ。現在2台の調査用車が、ニューメキシコ州ミネソタ州を駆け回っている。
 車の外観には、それほど目を引く特徴はない。『ファイヤワイヤ』(FireWire)用のケーブルが後部ドアの窓からルーフに設置された収納ボックス(写真)へと伸びている。収納ボックスの右側にある穴から、プロ仕様ではなく、一般向けのデジタルビデオカメラが顔を出している。カメラは常に稼働している。

なるほど!こうやってはじめのデータをあつめるのか!このように簡単に集めることができるのもIT化の恩恵なのだろう