コミュニケーションとコラボレーション

マサチューセッツ工科大学(MIT)のスローン・マネジメント・スクール教授、トム・マーロン氏はコミュニケーションとコラボレーションの位置づけをこう整理する。
 「両者とも情報や意見を交換するという点では同じだが、一般的なコミュニケーションのほうは企業の能力を広く底上げする効果が期待できるのに対して、コラボレーションでは特定の目的を達成する際に高い効果が期待できる。どちらが優れているかを論じることに意味はないが、コラボレーションがコミュニケーションの発展形であるということは言えるだろう」