脳の戦略

コンピュータやインターネットなど、人間を取り囲む情報環境は激変した。それに伴って、社会の中で要求される能力も変化している。
 従来の能力観、知性観が役に立たなくなってきているのである。そんな時代の流れの中で、自分の脳を、どのように使ったら良いのか判らない。そのような漠然とした不安が、人々の脳への関心を高めている。

 脳自体も環境が変化したときには、その戦略(処理の仕方?)が変わるのであろうか?
 確かに、運動学習でも慣れるまでは小脳をつかう(内部モデルの生成?)が、慣れてしまった後では、小脳はあまり使われなくなる(生成後?)といわれていたと思う。これは運動学習に関してではあったが、定型的なデータ処理から創造的な仕事に変わったときには脳の処理の仕方が変わりそうであるが。。。