ネットと資本市場

最近ふと思うことがあるのだが、Googleはロングテールに対応しているが自らの組織はいたって非ロングテール的。。。まあ、会社である以上仕方ないのかもしれないが、個人的な感覚としては(希望も込めて)ロングテールに対応できる組織はロングテールではないかと思ってる。そのように考えるとLinuxのオープンコミュニティーのほうが組織としてもロングテール的で、ネット時代には適応しているようにも感じる。そんなことを考えている時に、梅田さんのブログで

Reid Hoffmanともあろうものが「Googleは、かつてのマイクロソフト以上に、シリコンバレーイノベーションに悪影響を及ぼしている」なんて言うのかぁ、と驚くけれど、確かにこんなに人材コストがかかっては、ベンチャーは苦しい。

となると、いよいよGoogleに対してもマイクロソフト同様の敵(つまりLinux?のようなもの)が現れるのではないかと考えてしまう。こうなるとやはりネットの世界とリアルの資本市場ではやっぱり相性が悪く、ネットの世界のための新たな考え方が必要なのではないだろうか。。。これは逆をかえすとネットが既存の市場に与える影響が大きすぎる、つまりマイクロソフト以上にGoogleの与える影響が大きすぎるということなのだろう。