東洋人と西洋人

アジア人と北米人は実のところ、世界の見方が違っている。1枚の写真を見た時、ヨーロッパ人を先祖に持つ米国人の学生が前景に写っている物により多くの注意を払うのに対し、中国出身の学生は背景の観察と全体像の認識により多くの時間を費やすことが、ミシガン大学の研究から明らかになった。

 この話は、以前から聞いてはいたが気になることが二つ。
 一つは、ここでは主にどのようにある状況を理解するかという『認知』にフォーカスをあてているように思うが、その認知の上でどのように『行動』するのかということにもフォーカスをあてると面白いと思う。つまり、アジア人は全体像の認知に時間を費やし、その結果。。。のように行動する。といった具合にである。
 もう一つは、このときの脳の状況はどのようになっているのかということが気になる。もちろん違いはあるとは思うがMRIなどでも明らかになるのだろうか?