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リソースの限界

1972年にローマのシンクタンクであるローマ・クラブが発表した『成長の限界―ローマ・クラブ人類の危機レポート』と同じようなことが、現在、脳で起こっているということです。当時考えられていた“経済成長というものは無限に続く”というシナリオは、“人類の…

大学と企業

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検索技術、社会的メディア、モバイルメディアなどに関する問題を中心に研究を進めるという。中でも関心を持っているのは、Eメールや携帯電話やデジタル写真およびビデオなどを使って消費者が作り出した、メディアの急増についてだ。 ネット企業のこのような…

インターネット

不特定多数の意見をどのようなメカニズムで集積すると一部の専門家の意見よりも正しくなるかについてのwisdom of crowd(群衆の英知)。見知らぬ者同士がネット上で協力して新しい価値を創出する手法「マス・コラボレーション」。ネット上にた…

脳の戦略

コンピュータやインターネットなど、人間を取り囲む情報環境は激変した。それに伴って、社会の中で要求される能力も変化している。 従来の能力観、知性観が役に立たなくなってきているのである。そんな時代の流れの中で、自分の脳を、どのように使ったら良い…

コモンセンスの時間軸

集団でことをなすには、「状況を正しく理解する」「その状況に基づき正しい解を導く」と「その解の方向に進むべく、多くの人の力を結集する」というのは三つの段階があると思うのですが、 〜中略〜 でも、真ん中の「解をだす」ところは、大勢でわいわいやっ…

コモンセンス

大勢が先入観を持って、群れをなして同じ結論に至ると、全体は個々の間違いが増幅されるだけの「暴徒」と化す。 参加者がみな独自の考え方をしないと、「全体が個より優れている」という状態にならないんである。 独自の考えをしながらも全体としてまとめる…

Linux文化

Linux 文化と言うのが単に Linux プログラムのためのオープンソースと言う狭い意味でなく、 ソフトウェア業界、 ある特殊な技術の分野におけるとても大きなインフラ、 それを Stallman が提唱したとすれば、 彼はやはり傑出している。 その文化と言うのも、 …

独創性

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絵画というジャンルをとっても、驚くほどの広がりがあります。その中で日本的なものは、日本的でありたいとおもってやったのでなく、日本で生活してれば、何も意識せずに素材を好きなように選びそれに適合した対象を描いてるうちに出来てきたのではないでし…

神経経済学

カメレール教授 1959年12月4日生まれ、カリフォルニア工科大学ビジネス経済学部教授。 「行動経済学」「神経経済学」の研究者。これまで、リスクを負う意思決定、見知らぬ人や取引相手との信頼関係、投機的なバブル景気と暴落のメカニズム、経済的選択と脳の…

最先端技術と芸術

アプライド・マインズ社が現在進めている計画は実に多岐にわたる――たとえば、『メタウェブ』というオンライン検索協力システム、患者の体内で生じる化学反応の属性をもとに最適なガン治療法を特定・照合するプロジェクト、また、アプライド・マインズ社のも…

副業

副業が一般的になってきた。ちゃんとした仕事とまではいかなくてもブログを立ち上げて広告を入れている人やアフィリエイトプログラムに参加している人も少なくないだろう。そうなると本業とは別のところで仕事を管理していく必要がある。 いまや副業をしてい…

知の創出のコモディティー化

「知の時代」とか言われて久しいわけだが、「頭のいい秀才くん」たちが一人で机に向かい一人でコンピュータに向かいその結果生み出される「a lot of the most valuable products of the Information Economy」の価値は、「次の10年」で間違いなく下落してい…

研究費

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科研費の取得件数と大学数のヒストグラムでみると、両対数プロットで明らかに右下がりの直線に大部分の大学が乗っている。すなわち、スケールフリーネットワーク状(ベキ乗則)である。 科研費と論文数と論文引用度で同じようなプロットを取ると、論文引用度…

末松ゼミ

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ゼミ哲学 多様性(Diversity):論理性、客観性、オープン、アンチ「他者否定」 科学性(SCientificity):論理性/MECE、システム思考 自立性(Independency):精神力、論理性、独自性 向上性(Growth):分散、失敗許容、「変化」強調、競争と公平・公正…

ポスドク

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首都圏あたりの生活よりも地方でポスドクを選択して、それで研究生活やれば職住近接の可能性は高いし、ポスドクの給与でもやれるし、共働きは当然だし。地方に知的な仕事で生活をする人が増えていいじゃないですか。 博士を取ってから、5年くらいの期間で4…

はてなのミーティング

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はてなでは一人の持ち時間はわずか3分。3分が経過すると「蛍の光」が流れるという。朝からこの曲は切ないが、持ち時間を設定することで報告すべきことが端的にまとめられ、会議全体が濃密なものになるそうだ。 さらに、良い発言をした人に票を投じる「投票シ…

井上先生

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ナレッジ・マネジメント

産学連携

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<「京都大学ローム記念館(仮称)」での具体的な活動内容> 1.産官学連携の拠点となる国際融合創造センター ・ナノテクを含む先端研究の推進 ・包括的産学融合アライアンスの研究実施場所 ・京都ナノテク事業創生(知的)クラスターの推進拠点 2.研究者の権…

ソーシャル・ベンチャー

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地域コミュニティーの状況によってはソーシャル・ベンチャーがパフォーマンスを挙げやすいような状況が出現したり、その逆もあるということだが、コミュニティーの状況が良くないときにこそソーシャル・ベンチャーの力を必要とする例が考えられることから、…

経路依存性(path-dependency)

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先例主義の科学 人間や組織、政府、社会が、過去の選択、経験や歴史的背景、学習といったものによって、現在の選択が制約を受ける現象を経路依存性(path-dependency)という。この過去の制約が、経済学や政治学、組織理論などの分野でシステマティックに研…

「日本21世紀ビジョン」に関する専門調査会 生活・地域WG

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新しい「三種の神器」 健康の維持、生涯教育、子育てに関する質の高い専門的サービス http://www.keizai-shimon.go.jp/special/vision/investigation/04/item3.pdf

IBM

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IBM's service science IBMの復活--DAY3 リサーチ:研究と市場の架け橋

日本企業の変化に関する5つの事実

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1. 系列の衰退:5年前まで、日本企業の契約の70%近くはグループ企業との間で結ばれていた。ジェトロ・サンフランシスコ・センターの原岡直幸所長によれば、その割合は約20%まで下がっているという。 2. 「サラリーマン」を直撃する大きな変化:日本では今…

戦略と組織の共進化

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共進化:二種以上の生物が、寄生や共生、捕食や競争関係などの相互作用を通じて進化すること。虫媒花の花の構造と、受粉昆虫の口器の形態の進化など。相互進化。(大辞泉より) 「組織は戦略に従う」、「戦略は組織に従う」という正反対の2つの説があります…

分散型組織

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歴史的にみて初めて、大組織の「the economic and scale efficiencies」と個人が持つ「freedom, motivation, and flexibility」との両方のいいとこ取りを目指す組織が生まれようとしているとMaloneは言う。 図の縦軸は、(1) Centralized hierarchy、(2) Loos…